
毎年11月の文化の日に合わせて2日間開催される「つげまつり」。都祁の自然を守り、文化芸術の継承を図りながら、地域の絆を深め、住民の交流の輪を広げることを目指す、地域が一体となる文化イベントです。
運営はつげまつり実行委員会が中心となり、交流センター、公民館、福祉センター、野外活動センターの協力と、イベントに出展、出演、出店するみなさんと、力を合わせて開催しています。

企画内容は、一般参加者の生花、書道、絵画、写真、山野草、手芸、盆栽などの作品展示やカラオケ、民謡、詩吟、吹奏楽、舞踊などの舞台発表、そして地域のこども園、小学校、中学校、高校生たちの発表があります。地域の人と子どもたちが交流できる体験企画もあり、日頃活動している成果を発表する場となっています。屋外にはバザーブースとして、地域の特産品の販売や美味しいものが味わえるグルメブースが並びます。



2024年には新しい企画が2つ加わりました。ひとつは、アサギマダラを呼ぼうプロジェクトの展示です。フジバカマという花を育て、渡り蝶のアサギマダラを呼ぼうと活動をされています。そしてもうひとつは、講演会「都祁を深ぼり 里めぐり」と題し、知っているようで知らない都祁のお話でした。


「みなさんの発表の場は活動の励みとなり、みんなが集い会話を楽しめる交流の場になっています」と実行委員会会長の岸本博文さん(写真左)。会計の宮部千佳子さん(写真右)は、30代の頃から関わり続けておられます。「都祁で生まれ育ち、都祁愛を持って取り組んできました。老若男女が笑顔で支え合い、助け合える暮らしが根付いていけたらいいなと思っています。新しい方が入ってこられたり、出ていく方もおられますが、原点が都祁にあると思ってもらえたらうれしいです」と、地元愛を語ってくれました。
つげまつり実行委員会は高齢化が進んでおり、若い方にもっと参加してもらいたえたらと願っています。
6月頃に参加者募集を予定しています。参加してみたい!という方は、ぜひご参加ください。今年もみなさんの活動の集大成を楽しみにしています。

実行委員会会長の岸本博文さん(写真左)、監事の大谷剛市さん(写真中)、会計の宮部千佳子さん(写真右)